都会の明るい星空でも比較的見つけやすい星座をピックアップしました。天体観察のスタイルは人それぞれありますが、星座を探すのが好きな方だけではなく、星雲や星団を見たいという方も、望遠鏡を使って星の位置を探すための手掛かりに星座はなるので、主要な星座だけでも覚えておいた方が良いです。
春の星座(3月〜5月頃)
春は「春の大曲線」と「春の大三角」を目印にして星座を探すのが基本です。
おおぐま座(北斗七星):北の空高くにひしゃくの形で見え、全てのアトラスの出発点になります。
うしかい座:北斗七星の柄のカーブを伸ばした先にあるオレンジ色の1等星「アークトゥルス」が目印です。
おとめ座:アークトゥルスのさらに先にある青白い1等星「スピカ」が輝いています。
しし座:春の南の空高くに位置し、「ししの大鎌」と呼ばれる「?」を裏返したような星の並びと、1等星「レグルス」が目立ちます。
夏の星座(6月〜8月頃)
夏の夜空は、天の川を挟んで輝く「夏の大三角」が主役です。
こと座:夏の大三角の中で最も明るい1等星「ベガ(織姫星)」を含みます。
わし座:1等星「アルタイル(彦星)」を含み、ベガと天の川を挟んで対峙しています。
はくちょう座:1等星「デネブ」を尾に持ち、大きな十字の形(北十字星)が都会でもよくわかります。
さそり座:南の低い空にS字型を描き、真っ赤な1等星「アンタレス」が心臓に輝きます。
秋の星座(9月〜11月頃)
秋は1等星が少なく静かな星空ですが、「秋の四辺形(ペガススの大四辺形)」という巨大な四角形が素晴らしい目印になります。
ペガスス座:秋の四辺形を構成する主役で、天馬の胴体にあたります。
カシオペヤ座:北の空に「W」または「M」の形に並ぶ星座で、北極星を探す目印として有名です。
アンドロメダ座:秋の四辺形の北東側の星から伸びる星の並びで、肉眼で見える最も遠い天体「アンドロメダ銀河」を含みます。
みなみのうお座:秋の夜空で唯一ポツンと輝く1等星「フォーマルハウト」が目印です。
冬の星座(12月〜2月頃)
冬は空気が澄んでおり、1年で最も1等星が多く(7個)、きらびやかな星座を楽しめます。
オリオン座:真ん中に並ぶ「三つ星」と、赤色の「ベテルギウス」、青白色の「リゲル」という2つの1等星があり、冬の星探しの絶対的な基準になります。
おおいぬ座:全天で最も明るい恒星「シリウス」を含み、冬の大三角の一角を担います。
おうし座:V字型の星の並びとオレンジ色の1等星「アルデバラン」、そして有名なプレアデス星団(すばる)を含みます。
ふたご座:明るい2つの星(カストルとポルックス)が仲良く並んで輝いています。

M42_2025/12/14

