おとめ座 M86

おとめ座銀河団の中心部に位置する巨大なレンズ状銀河となり、M84と非常に近い位置にあり、双子の銀河のように並んで観察できます。M86は、おとめ座銀河団の中でも特に大きな質量を持つ銀河の一つとなり、ほとんどの銀河が地球から遠ざかっているのに対し、M86は銀河団の重力に引かれて秒速約244kmで近づいています。
小口径の望遠鏡でも低倍率でM84とM86が同じ視野に収めて観察することができ、どちらも丸い光のシミに見えますが、M86の方がわずかに大きく、楕円形に伸びているのが分かります。

M86_2026/02/02

M86_2026/02/02


===データ===
撮影日:2026年2月1日
名称:M86
分類:レンズ状銀河
星座:おとめ座
等級:8.9

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かみのけ座 M85

おとめ座銀河団の北端に位置しておりかみのけ座に位置するレンズ状銀河となります。M85のすぐ隣(約8分角離れた場所)には、NGC4394という棒渦巻銀河が存在します。 望遠鏡の同一視野内に、種類の異なる2つの銀河が並んでいる姿を観察することが出来ます。小口径の望遠鏡でも丸く、中心部が明るい光の塊として観察でき、中心核がはっきりしているため分かりやすい天体となります。

M85_2026/02/01

M85_2026/02/01


===データ===
撮影日:2026年2月1日
名称:M85
分類:レンズ状銀河
星座:かみのけ座
等級:9.1

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おとめ座 M84(マルカリアンの鎖)

M84は、おとめ座銀河団の中心部に位置する有名な楕円銀河でマルカリアンの鎖という銀河の列の起点としても知られています。郊外の暗い夜空で大気の安定した日であれば小口径の望遠鏡でも丸く淡い光のシミのように見えますが、しっかりと観察するのであれば15Cm以上の望遠鏡で観察することが望ましい天体となります。

M84_2026/02/02

M84_2026/02/02


===データ===
撮影日:2026年2月2日
名称:M84(マルカリアンの鎖)
分類:楕円銀河
星座:おとめ座
等級:9.1

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かみのけ座 M100/NGC4321

M100は、かみのけ座にある巨大な渦巻銀河で、その美しさはメシエ天体の中でもトップクラスと呼ばれています。
M98やM99に比べるとわずかに明るく、サイズも大きいので、大きな、円形に近い光のシミとして観察できます。しかし相対的にM98,99,100は暗い天体であることには変わりはないので郊外の暗い夜空と安定した大気の夜に観察しないと存在を確認すること自体が小口径の望遠鏡では難しく、しっかりと観察するには少なくとも10Cm以上の口径の望遠鏡を使用することが望ましい選択となります。

M100_2026/02/01

M100_2026/02/01


===データ===
撮影日:2026年2月1日
名称:M100/NGC4321
分類:渦巻銀河
星座:かみのけ座
等級:9.3

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かみのけ座 M99/NGC4254(かみのけ座の回転花火銀河)

M99は、見た目から「かみのけ座の回転花火銀河(Pinwheel Galaxy in Coma Berenices)」と呼ばれることもありとても美しい形をしています。小口径の望遠鏡でも郊外で大気の条件が良ければ、小口径の望遠鏡でも非常に淡く丸い光の塊として観察することが出来ますが、明るい都市部の空では確認は難しくなります。

M99_2026/02/01

M99_2026/02/01


===データ===
撮影日:2026年2月1日
名称:M99/NGC4254(かみのけ座の回転花火銀河)
分類:渦巻銀河
星座:かみのけ座
等級:9.9

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かみのけ座 M98/NGC4192

おとめ座銀河団の一員の銀河となりますが、ほとんどの銀河は宇宙の膨張とともに遠ざかっていますが、M98はおとめ座銀河団の重力の影響で、秒速約140kmという猛スピードで我々の銀河系に近づいていきている変わった性質を持っています。M98は視等級が約10等級と、メシエ天体の中ではかなり淡い部類に入ることから、小口径の望遠鏡ではかろうじて細長い光のシミとして確認することが出来る程度になります。

M98_2026/02/01

M98_2026/02/01


===データ===
撮影日:2026年2月1日
名称:M98/NGC4192
分類:棒渦巻銀河
星座:かみのけ座
等級:10

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Seestar S50による土星(Saturn)

SeestarS50で土星の輪は確認できるのかを試してみました。
電子観望という分野では非常に優秀なSeestarですが、惑星に関しては中々難しいものがありますので、これから購入を検討されている方の参考になればと思います。
当ページではSeastartS50をメインに使用しているので、星雲や星団というジャンルでは大変優秀ですが、木星や土星はだいぶ厳しい写りになっています。(このあたりは、望遠鏡の出番かなと思います)

Saturn

こちらがSeestarS50による土星となりますが、シーイング(気象)が良くなかったことも相まって、土星と言われれば土星のような気がする程度の写りになっています。他の日にもいろいろ試してみましたが、結果としては同じような感じだったので・・・これが限界に近い性能ではないかと思います。

以前木星の模様が若干写ったのですごいなと正直思いましたが、それでも像としてはボンヤリしていたので、惑星に関しては素直に望遠鏡を使用した方が良いと思います。

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2026年2月の星空

2026年2月は、月末に起こる珍しい「惑星直列(惑星パレード)」が最大のハイライトです。
夕方の空に、肉眼で見えるものも含め6つの惑星が勢揃いします。
冬の星座たちが西に傾き始め、東からは春の星座が顔を出す、季節の移り変わりを感じる夜空を楽しみましょう。

日付 現象 観察のポイント
2月2日 満月(スノームーン) 獅子座で輝く満月。冬の澄んだ空でひときわ明るく見えます。
2月17日 新月 星空観測に最適な夜。※南極方面では金環日食が起こります。
2月20日 水星が東方最大離角 夕方の西の低空で見つけやすくなる、水星観測の好機です。
2月24日 月面X(午後5時前) 上弦の月のクレーターに「X」の文字が浮かび上がります。
2月27日 月と木星が接近 宵の空で、月とマイナス2.4等の明るい木星が並びます。
2月28日 大惑星直列(惑星パレード) 夕方の空に6つの惑星が並ぶ、今月一番の注目イベント!

1. 豪華な「惑星パレード」(2月28日前後)
日没から約1時間後、西から東にかけて水星・金星・土星・海王星・天王星・木星の6つの惑星が空に並びます。
肉眼で見える: 金星(圧倒的に明るい)、木星(非常に明るい)、土星、水星。
望遠鏡・双眼鏡が必要: 天王星、海王星。
コツ: 西の地平線が開けた場所で、日が沈んで空が暗くなったらすぐに探し始めましょう。水星はすぐに沈んでしまうため、早めの観察が肝心です。

2. 水星を見つけるチャンス(2月中旬〜下旬)
普段は太陽に近くて見えにくい水星が、2月20日に太陽から最も離れます。
2月16日〜23日頃は、日の入り30分後の高度が10度を超え、肉眼でも確認できるチャンスです。西の低空にある金星の近くを探してみてください。

3. 月面X(2月24日 16:50頃)
上弦の月の欠け際に、太陽の光が特定の角度で当たることでアルファベットの「X」が浮かび上がる現象です。
今回は日没前後の明るい時間帯になるため、双眼鏡や望遠鏡を使ってじっくり探してみるのがおすすめです。

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※今月の星空はGoogle Geminiにて生成しています。

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いっかくじゅう座 NGC2506

NGC2506はマイナーな散開星団となりますが、散開星団としては非常に高齢で、長生きな部類に入り、金属量(水素・ヘリウム以外の元素量)が太陽よりも少なく、銀河系の進化を研究する上で重要な対象となっています。暗い天体であることから双眼鏡や小口径の望遠鏡ではザラザラした雲の塊のように見えますが、20Cm以上の望遠鏡で観察した場合は集まりの良い散開星団の姿をしっかりと観察することができます。

NGC2506_2026/01/24

NGC2506_2026/01/24


===データ===
撮影日:2026年1月24日
名称:NGC2506
分類:散開星団
星座:いっかくじゅう座
等級:9.4

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おおいぬ座 NGC2360/C58(キャロラインの星団)

青い若い星よりも、少し落ち着いた色の星が多く含まれている散開星団となります。
双眼鏡や小口径の望遠鏡でもしっかりと確認でき、丸く淡い光の星雲状の塊として観察することができます。10cm程度になると星に分解することができることからダイヤモンドを散りばめたような美しい姿を観察することができます。

NGC2360_C58_2026/01/24

NGC2360_C58_2026/01/24


===データ===
撮影日:2026年1月24日
名称:NGC2360/C58(キャロラインの星団)
分類:散開星団
星座:おおいぬ座
等級:7.2

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