カシオペヤ座 IC10(不規則銀河)

局所銀河群と呼ばれる天の川銀河やアンドロメダ銀河を含む銀河の集団の外縁部に属する矮小銀河の一つと考えられており、局所銀河群の唯一のスターバースト銀河(爆発的な星形成が起こっている銀河)という珍しい銀河となります。しかし暗い銀河であることから肉眼での確認は難しく20CM以上の望遠鏡を使用して観察しても光のシミのようなものが辛うじて確認できるか出来ないかといったところです。

IC10_2025/12/06

IC10_2025/12/06


===データ===
撮影日:2025年12月06日
名称:IC10
分類:不規則銀河
星座:カシオペヤ座
等級:10.4

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ペガスス座 NGC7814 (the little sombrero)

ペガスス座のNGC7814はソンブレロ銀河によく似ている姿をしていることから、the little sombreroと呼ばれています。ただ、銀河系からは距離が大変遠いことからソンブレロ銀河よりもはるかに小さくみえます。
小口径の望遠鏡や双眼鏡では確認することも難しく、大口径の望遠鏡でやっと確認できるぐらいの天体となります。
また写真においてもSeestarS50等のスマート望遠鏡では望遠性能が足らないことからソンブレロ銀河のようには写真でも確認することは難しいです。しっかりと確認するためには大口径の望遠鏡でじっくりと撮影を行う必要があると思います。

NGC7814_2025/12/06

NGC7814_2025/12/06


===データ===
撮影日:2025年12月6日
名称:NGC7814
分類:渦巻銀河
星座:ペガスス座
等級:11.6

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ペルセウス座 NGC1582

7等級ということから、肉眼での観察は不可能ですが、望遠鏡や双眼鏡で観察した場合、比較的大きな星で構成された、まばらな散開星団という印象で暗い星空の下であれば容易に見つけることができます。
ペルセウス座の周辺には、このようにMではなくてNGC天体となり比較的マイナーなものとはなりますが、散開星団が沢山存在しており、様々なタイプの散開星団を楽しむことができます。

NGC1582_2025/11/29

NGC1582_2025/11/29


===データ===
撮影日:2025年11月29日
名称:NGC1582
分類:散開星団
星座:ペルセウス座
等級:7

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ペルセウス座 NGC1545

NGC1545は比較的明るい散開星団であることから、郊外の暗い空であれば視力の良い人であればギリギリ肉眼でも確認できるかもしれませんが、双眼鏡や小口径の望遠鏡で低倍率で観察すれば簡単に存在を確認することができます。8~10cm以上の望遠鏡で低倍率~中倍率で観察すると星の色なども確認しやすくなります。

NGC1545_2025/11/29

NGC1545_2025/11/29


===データ===
撮影日:2025年11月29日
名称:NGC1545
分類:散開星団
星座:ペルセウス座
等級:6.4

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おうし座 M45(プレアデス星団/すばる)

M45は冬の名物的な星団であることから過去にも掲載しましたが再度撮りなおしたので再掲載します。M45は視力が良い人なら、6~7個の星を数えることができます。条件が整えば、8個、あるいは10個以上の星を見つけられることもあります。特に視力が鋭い人には14個や25個の星が見えたという記録もあります。このような天体であることから実際に視力検査にも用いられた歴史もあります。星々を取り巻く青白い反射星雲が特徴的で、星団が誕生した時の名残ではなく、星団が現在移動している星間空間の塵を、若い高温の星の光が反射して輝いているものとなり写真に撮るとその姿が幻想的に写ります。

M45_2025/11/29

M45_2025/11/29


===データ===
撮影日:2025年11月29日
名称:M45(プレアデス星団/すばる)
分類:散開星団
星座:おうし座
等級:1.6

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ペルセウス座 NGC1491

NGC1491は、星が誕生している領域であり、中央の高温で明るい星からの強力な紫外線によって周囲の水素ガスが電離され、赤く輝いているのが特徴となります。非常に淡く、望遠鏡での観測も困難で、天体写真でしか確認することは殆どできません。

NGC1491_2025/11/28

NGC1491_2025/11/28

 
===データ===
撮影日:2025年11月28日
名称:NGC1491
分類:輝線星雲/HII領域
※HII領域とは、電離した(イオン化された)水素原子が存在する領域のことで、新しい星が生まれる場所として知られています。
星座:ペルセウス座
等級:13

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ペルセウス座 NGC1496

NGC1496は小さな散開星団であることとから、双眼鏡では確認することが難しく、小口径の望遠鏡でも写真で見て分かる通り、どれが散開星団なのか探すだけでも大変な対象となります。NGC天体やIC天体などはM天体とは異なり双眼鏡や望遠鏡でも判断が難しいような天体も多く眼視での対象としては難しいものがあります。

NGC1496_2025/11/28

NGC1496_2025/11/28

===データ===
撮影日:2025年11月28日
名称:NGC1496
分類:散開星団
星座:ペルセウス座
等級:9.6

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いっかくじゅう座 NGC2245

NGC2245は、いっかくじゅう座に存在する、比較的小さな反射星雲となります。非常に暗いため、双眼鏡や小口径の望遠鏡では観察することはできず、写真でやっと存在が確認できる存在となります。どうしても肉眼で観察したいとなると、郊外の暗いところで、20cm以上の大口径の望遠鏡を使用すれば辛うじて存在を確認できるかもしれません。

NGC2245_2025/11/26

NGC2245_2025/11/26


===データ===
撮影日:2025年11月26日
名称:NGC2245
分類:反射星雲
星座:いっかくじゅう座
等級:11

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いっかくじゅう座 NGC2324

NGC2324は比較的明るい散開星団となり、小口径の望遠鏡や双眼鏡でも確認はできますが、他の星に交じってしまい少し分かりにくい存在で、望遠鏡や双眼鏡を使って観察する場合は、なんとなく星が密集しているような気がすると思われる部分を探すしかありません。

NGC2324_2025/11/29

NGC2324_2025/11/29


===データ===
撮影日:2025年11月29日
名称:NGC2324
分類:散開星団
星座:いっかくじゅう座
等級:8.4

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【簡単】安価なソフトウェアで画像処理

今回は、ばら星雲(NGC2240)の簡単な画像処理を行ってみました。
Seestar S50に搭載されているAIによるノイズ除去機能や設定を触るだけで実際は綺麗な画像が殆どではありますが、スマート望遠鏡以外の撮影でも使えるように画像処理をやってみます。(なのでSeestar側では画像処理は省略したものを使っています)
(1)元の画像

NGC2240_20251130_処理前

NGC2240_20251130_処理前

(2)修正後の画像

NGC2240_20251130_処理後

NGC2240_20251130_処理後

実際に、こちらの写真は下記の手順で処理を行っています。

(使用ソフト)PaintshopPro 2023 Ultimate (ソースネクストさんの特売で数千円で買ったソフト)

A:AIノイズ除去の実施
B:コントラストの調整(背景の黒を納得のいくレベルに補正)
C:再度の調整(薄い赤色を強調するように修整)

今回は、上記の3点の処理のみを行ってみています。

Seestarであれば最初から撮影するためのスマホのアプリで上記の処理も終わらせることができますが、望遠鏡に接続したCMOSカメラなどで撮影した後の処理はSeestarのようにはいかないのと、Seestarの画像処理は優秀だと個人的には思いますが、実際にPC上で見て色味がもう少し欲しい等の物足りない部分が後から出てきた場合は、この3つの項目に絞って補正をかけることになると思います。

いやいやもっとガッツリとした処理をしたいということであればRAW形式で撮影しPhotoshopやPaintShop、または専門のソフトウェアを使用してRAW画像ファイルの現像処理時に調整を行うと作品としても綺麗に仕上げることができます。また通常の望遠鏡にCMOSカメラを接続して撮影した場合、複数枚の写真を撮って1枚の画像に位置を合わせて合成するという処理をSHARPCAPと呼ばれる電子観望の専用ソフトを使用して行うなどの、もう一つ二つの手順が追加になります。

ここでは気軽に撮影した写真で、物足りなさを感じた場合の補正方法を紹介していますが、昼夜問わずどんな写真でも元データでも同じで最後の調整は、先ほど述べたABCの3つの項目以外の項目は理由がない限りはいじる必要はないというか、画像処理は余りにやりすぎると画質は悪化しますし、画像の色などもどんどん破綻していきますので、軽く処理してあげるというのを忘れないようにするのがうまく画像処理を行うという意味合いでは大事なことです。

今回の例はPaintShopPro2023で行っていますが、PhotoShopでもGIMPでもスマホの画像処理アプリでも根本的には同じ処理となりますので、ソフト類は自身の予算に合わせて選定すれば問題はないと思います。
実際、特に天文写真の処理は、やるべき修整や、やれる修整が限られているので正直なところ個人的にはソフトウェアによって最終結果が変わる みたいなことはあまりないと思います。(なので使い慣れたもので予算の範囲内で良いと思います)

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