意外と多い人工衛星

人工衛星というと、ものすごく珍しいものという印象がありますが、天体写真を撮影していると結構な頻度で人工衛星が映り込んできます。
ISSのように大きなものであれば夜空を見え上げたら流星のように光って流れていくのが確認できますが、殆どの衛星は肉眼で見えるような明るさではないので、望遠鏡越しに偶然映り込むという感じになります。天体写真で星雲・星団を撮影するときは星空の極一部の領域をピンポイントで撮影している間をすり抜けていくのが結構な頻度で見える=相当な数の人工衛星などが飛び交ってるということと同義語となるかと思います。

NGC 6946 人工衛星1

NGC 6946 人工衛星1

M 19 人工衛星2

M 19 人工衛星2

意図した構図で意図した位置に都合よく映り込んでくれるのは良いですが・・・

カテゴリー: 四方山話 | 意外と多い人工衛星 はコメントを受け付けていません

やぎ座 M30/NGC7099(球状星団)

球状星団らしい球状星団で中心部の密集率が高いことから小口径の望遠鏡や双眼鏡などではぼんやりとした星雲状に見え大口径の望遠鏡では周辺の微星なども見え眼視でも美しい姿が観察できます。
個人的な意見ではありますが、星雲・銀河=写真向け、星団=眼視向け(球状星団=高倍率、散開星団=低倍率)という印象あります。

M30_2025/08/29

M30_2025/08/29

===データ===
撮影日:2025年8月29日
名称:M30/NGC7099
分類:球状星団
星座:やぎ座
等級:7.10

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | やぎ座 M30/NGC7099(球状星団) はコメントを受け付けていません

ペルセウス座 M34/NGC1039(散開星団)

約100個の恒星からなる散開星団といわれており、郊外では肉眼でも存在を確認することができます。双眼鏡や小口径の望遠鏡から観察するころが出来る対象でもあるので、写真で撮影よりも眼視で何個数えられるかチャレンジしてみるなどの楽しみ方の方が適しているかもしれません。

M34_2025/08/24

M34_2025/08/24

===データ===
撮影日:2025年8月24日
名称:M34/NGC1039
分類:散開星団
星座:ペルセウス座
等級:5.2

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | ペルセウス座 M34/NGC1039(散開星団) はコメントを受け付けていません

おうし座 M45(プレアデス星団/すばる)

秋の夜空に浮かぶM45は古来より日本でも「すばる」の愛称で親しまれており、明るい星団であることから肉眼でも6つ程度の星に分離してみえることができます。星団の中では珍しく、望遠鏡で高倍率で観察するよりも双眼鏡の低倍率で観察する方が、その美しい姿を確認することができます。眼視ではわかりにくいですが写真で撮ると途中にある星間ガスが反射して、眼視よりも美しい姿を映し出すことができます。

M45_2025/08/24

M45_2025/08/24

===データ===
撮影日:2025年8月24日
名称:M45 (プレアデス星団/すばる)
分類:散開星団
星座:おうし座
等級:1.6

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | おうし座 M45(プレアデス星団/すばる) はコメントを受け付けていません

2025年9月の星空

9月は夏の星座から秋の星座への移り変わりを楽しめる、天体観測にぴったりの季節です。空気が澄み始め、一晩を通して多くの星座を観察できます。さらに、2025年9月は、日本全国で皆既月食が見られるという大きな天文イベントがあります。

1. 星座
秋の大四辺形:9月の星空の主役は、ペガスス座とアンドロメダ座の一部からなる「秋の大四辺形」。これをランドマークにすると、他の星座も見つけやすくなります。
アンドロメダ銀河(M31):秋の大四辺形の星をたどると、肉眼でもぼんやりと見えるアンドロメダ銀河にたどり着きます。双眼鏡を使うと、よりはっきりとその広がりを観察できます。
カシオペヤ座:北の空で「W」や「M」の形をしたカシオペヤ座を探しましょう。
秋のひとつ星:南の空の低い位置に、秋で唯一の一等星フォーマルハウトが輝いています。これはみなみのうお座の口にあたる星で、「秋のひとつ星」とも呼ばれています。

2.9月の皆既月食
2025年9月8日未明から明け方にかけて、日本全国で皆既月食を観察できます。これは2022年11月以来、約3年ぶりのことで、月が地球の影にすっぽりと隠れ、赤銅色(赤黒い色)に輝く様子を見ることができます。

皆既月食のタイムスケジュール(日本時間)
部分食の始まり:午前1時27分頃
皆既食の始まり:午前2時30分頃
食の最大:午前3時12分頃
皆既食の終わり:午前3時53分頃
部分食の終わり:午前4時57分頃

皆既食の継続時間は約1時間23分と長く、比較的ゆっくりと観測を楽しめます。月食が起こるのは深夜から未明にかけてなので、観測の際は防寒対策をしっかりとして、空が西に開けた場所を選ぶとよいでしょう。

3.その他の天文現象
土星:9月21日頃に「衝(しょう)」を迎え、地球に最も近づき、一晩中見頃となります。
中秋の名月:今年は10月6日です。

===
※今月の星空はGoogle Geminiにて生成しています。

カテゴリー: 今月の星空 | 2025年9月の星空 はコメントを受け付けていません

へびつかい座 M9/NGC6333(球状星団)

メシエの記録では「星を含まない星雲。円形で暗い」とされているとおり、小口径の望遠鏡では星にまで分解することは困難ですが、大口径の望遠鏡であれば小さいわりに密集度が高い球状星団であることが分かります。

M9_20250819

M9_20250819

===データ===
撮影日:2025年8月19日
名称:M9/NGC6333
分類:球状星団
星座:へびつかい座
等級:8

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | へびつかい座 M9/NGC6333(球状星団) はコメントを受け付けていません

へびつかい座 M14(球状星団)

写真でみるとM10と似ているといわれるぐらいに綺麗な球状星団ですが、眼視となると20CM程度の大口径の望遠鏡でも星に分離してみることは難しい対象とされています。過去には10CM程度の望遠鏡でも分離して見えたという記録もありますが、現実的には相当空の条件がよいときでないと星に分離して球状星団として眼視でみることは難しい対象となります。
中心部には小さなコアがあり、「かすかな花火」とされ、星々のかたまりの部分と空虚な部分があり、コアは星の輪に囲まれていることから、「花輪」とか「バラかざり」と呼ばれる部分もあります。

M14_2025/08/19

M14_2025/08/19

===データ===
撮影日:2025年8月19日
名称:M14
分類:球状星団
星座:へびつかい座
等級:5.73

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | へびつかい座 M14(球状星団) はコメントを受け付けていません

はくちょう座 NGC7000(北アメリカ星雲)

北アメリカの形に似ていることから北アメリカ星雲と呼ばれて親しまれている散光星雲ですが、肉眼での確認は難しい星雲ですが大きな星雲であることから写真では標準レンズでもしっかりと写ってくれます。双眼鏡を使用すると辛うじて薄っすらと確認できる場合もありますが、空の条件がよくないとなかなか眼視では難しいと思います。

NGC7000_2025/08/21

NGC7000_2025/08/21

===データ===
撮影日:2025年8月21日
名称:NGC7000(北アメリカ星雲)
分類:散光星雲
星座:はくちょう座
等級:4

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | はくちょう座 NGC7000(北アメリカ星雲) はコメントを受け付けていません

いて座 M55/NGC6809(球状星団)

球状星団の中でも満月の2/3ほとの見掛けの大きさをほこることから、双眼鏡でも望遠鏡でも楽しめる球状星団となります。
眼視で観察のしやすい星雲・星団はとても貴重で、入門者向けの望遠鏡でも想像通りの球状星団に見えることから写真でも眼視でも楽しめる対象です。

M55_2025/08/19

M55_2025/08/19

===データ===
撮影日:2025年8月19日
名称:M55
分類:球状星団
星座:いて座
等級:6.49

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | いて座 M55/NGC6809(球状星団) はコメントを受け付けていません

うお座 M74/NGC628(ファントム銀河)

メシエ天体の中で見えずらい天体として小口径の望遠鏡での観測は困難と言われており、ファントム銀河と呼ばれています。
実際に銀河の腕まで見ようと思うと、やはり小口径の望遠鏡では殆ど確認が出来ず、眼視では20Cm以上の望遠鏡が必要となります。

M74_2025/08/26

M74_2025/08/26

===データ===
撮影日:2025年8月26日
名称:M74/NGC628 (ファントム銀河)
分類:渦巻銀河
星座:うお座
等級:9.46

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 銀河 | うお座 M74/NGC628(ファントム銀河) はコメントを受け付けていません