カシオペヤ座 M103

メシエ天体カタログの中で、メシエ自身が記録したとされる最後の番号の天体がM103となります。
双眼鏡では他の星と見分けがつかず、10CM程度の望遠鏡から徐々に微光星が見え始めますが、散開星団なのか否かの判断は困難とされています。
写真で確認すると、宝石のようなキラキラとした星の集まりに見えて大変美しい姿の散開星団となります。

M103_2025/09/18

M103_2025/09/18

===データ===
撮影日:2025年9月18日
名称:M103
分類:散開星団
星座:カシオペヤ座
等級:7.4

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | カシオペヤ座 M103 はコメントを受け付けていません

カシオペヤ座 NGC281(パックマン星雲)

見た目がゲームのパックマンのキャラクターに似ていることからパックマン星雲の愛称で呼ばれています。散光星雲であることから肉眼での確認は難しいですが、相当条件の良い夜空であれば望遠鏡で眼視でも確認できるとの報告もあります。(私は確認できたことはありませんが・・・)
散光星雲の醍醐味は眼視というより写真でどれだけ炙り出すことができるかにかかっているのですが、この星雲は比較的写真にははっきりと映し出すことが出来るので写真に撮る対象としては非常に面白い対象と言えると思います。

NGC281 2025/08/24

NGC281 2025/08/24

===データ===
撮影日:2025年8月24日
名称:NGC281(パックマン星雲)
分類:散光星雲
星座:カシオペヤ座
等級:-

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | カシオペヤ座 NGC281(パックマン星雲) はコメントを受け付けていません

カシオペヤ座 NGC7635(バブル星雲)

M52星団のすぐ傍にある散光星雲で大口径の望遠鏡を使ってもボンヤリとした姿しか確認できず、写真ではハッキリと赤色にバブル星雲の名前の由来になっているバブル状の星雲を確認することが出来ます。
基本的に星雲の色は肉眼では見えにくいことから星雲に関しては写真撮影の対象としてオススメです。

NGC7635_2025/08/24

NGC7635_2025/08/24

===データ===
撮影日:2025年8月24日
名称:NGC7635(バブル星雲)
分類:散光星雲
星座:カシオペヤ座
等級:10

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | カシオペヤ座 NGC7635(バブル星雲) はコメントを受け付けていません

オリオン座 M42(NGC1976)/M43(NGC1982)/(オリオン大星雲)

オリオン大星雲は鳥の形をした鳥の形に見える比較的大きな散光星雲となります。
比較的明るく大きな星雲であることから、肉眼でもボンヤリとした存在を確認することができ、双眼鏡を使うと鳥の形をした星雲の形が浮かび上がってきます。望遠鏡を使うと、より鳥の形ははっきりと見えてきますが、眼視による観測では写真のような色鮮やかには見えず、モノクロの光として見えます。
これは人間の目が赤色の光を感じにくいという特徴のためモノクロの光として見えるということになります。
観測しやすい天体であることから、双眼鏡や望遠鏡で見るという練習にも丁度よい対象でもあります。なぜ見る練習が必要かというと図鑑などの写真でみるとカラフルな天体でも、実際に見てみるとモノクロの光のモヤのようにしかみえないため写真と眼視の印象のギャップを埋めることと、淡い天体を望遠鏡を使ってみるときは対象を直視してもあまりみえず、反らし目で見るとハッキリと見えてくるということから望遠鏡を使って眼視で見るには慣れが重要となってくるので見る練習が必要となります。

M42_2025/09/08

M42_2025/09/08

===データ===
撮影日:2025年9月8日
名称:M42(NGC1976)/M43(NGC1982)
※鳥の頭の部分がM43、体の部分がM42
分類:散光星雲
星座:オリオン座
等級:4

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星雲 | オリオン座 M42(NGC1976)/M43(NGC1982)/(オリオン大星雲) はコメントを受け付けていません

アンドロメダ座 NGC891(非棒状渦巻銀河)

銀河系(天の川銀河)を真横から見ると、NGC891と同じように見えるといわれていますが、暗い天体のため、小口径~中口径程度の望遠鏡での眼視は、長細い光のシミ程度にしか確認できず、眼視での確認は大口径の望遠鏡もしくは大口径の双眼鏡が必要となります。写真での撮影では暗い天体の割には短時間の露光時間でもよく写り、真ん中の暗黒帯もしっかりと撮影することができ、見た目はカネゴンの口のような形が印象的です。

NGC891_2025/09/02

NGC891_2025/09/02

===データ===
撮影日:2025年9月2日
名称:NGC891
分類:非棒状渦巻銀河
星座:アンドロメダ座
等級:10.8

カテゴリー: 天体写真日記, 銀河 | アンドロメダ座 NGC891(非棒状渦巻銀河) はコメントを受け付けていません

月 月齢:13.9

小口径の望遠鏡に惑星撮影用のCMOSカメラを取り付けて撮影してみました。
(撮影の都合で上下反転しています)
元々、惑星撮影を重視し高倍率を出しやすいようにCMOSセンサーのサイズが小さいカメラとなりますので、月の両端が切れてしまっていますが、そこはご愛敬でお願いいたします。
(惑星用CMOSカメラのテスト撮影しようと思ったのですが、あいにくの曇り空で月は雲間から見えていたので)

Moon_2025/09/06

Moon_2025/09/06

=========
撮影日:2025年9月6日
月齢:13.9

カテゴリー: 天体写真日記, 太陽、月、惑星 | 月 月齢:13.9 はコメントを受け付けていません

【第二回】はじめての望遠鏡の選び方(屈折式?反射式?カセグレン式?)

市販されている望遠鏡には、大きく分類すると屈折式(レンズを使用した望遠鏡)、反射式(鏡を使用した望遠鏡)、カセグレン式望遠鏡(屈折式と反射式の良いとこどりをした望遠鏡)の三種類が存在します。各望遠鏡には、それぞれ特徴があることから望遠鏡選びでは、まず知識としてそれぞれのメリットとデメリットをしっかりと押さえて選ぶことから始まります。

屈折式 反射式 カセグレン式
メリット メンテナンスがほぼ不要
コントラストが高く鮮明な像
筒内気流の影響が少ない
口径の割に安価
色収差がない
比較的コンパクト
非常にコンパクト
高倍率が得やすい
メンテナンス性が比較的良い
デメリット 高価 (同じ口径なら反射式より高価)
色収差(色にじみ)が発生する
メンテナンスが必要 (ホコリの付着や清掃)
光軸調整が必要
コントラストがやや劣る
高価 (反射式よりも高価)
光軸調整が複雑
視野が狭い

80年代、90年代の望遠鏡のカタログでは、初心者向けの望遠鏡は6CMの屈折望遠鏡がお勧めとなっており、現代においてもメンテナンス性を考えると8CM程度の屈折望遠鏡がお勧めということになります。
反射式に関しては光軸調整やミラー部の清掃等のメンテナンスが必要となり、実際に見ること以外の知識や技術も必要になることからも、2本目以降の望遠鏡としては大変良い選択ではあると思いますが、1本目としては周囲に詳しい人がいるのであれば問題ないですが、そうでない場合は2本目としての選択になってくると思います。
カセグレン式については屈折式と反射式の良いとこどりという感覚がありますが、焦点距離が長いものが多く高倍率専用機(惑星観測向け)となりやすいことと、欠点として、安価に出回っているカセグレン式の望遠鏡では光軸調整が出来ない構造のものもあることや、たとえ光軸調整が出来るものであっても反射式よりも調整が難しいこともあることから、屈折式も反射式も使ったことがあり明確に観測対象を絞ることが出来ているベテラン層向けという感じに受けとらえた方が無難な選択になります。

カテゴリー: 入門編(眼視), 四方山話, 天体観察講座 | 【第二回】はじめての望遠鏡の選び方(屈折式?反射式?カセグレン式?) はコメントを受け付けていません

くじら座 NGC247(ちょうこくしつ座銀河群)

NGC253と重力的に結びついているいくつかの銀河のうちの1つとなるNGC247は、銀河系(天の川銀河)から近いにも関わらず暗く淡い天体であることから観測するためには郊外のコンディションの良い空と15cm以上の望遠鏡での観測が必要となります。写真で見るとNGC247も素晴らしい天体ではありますが、眼視での観測はなかなか難しい天体となります。

NGC247_2025/09/02

NGC247_2025/09/02

===データ===
撮影日:2025年9月2日
名称:NGC247
分類:中間渦巻銀河
星座:くじら座
等級:9.9

カテゴリー: 天体写真日記, 銀河 | くじら座 NGC247(ちょうこくしつ座銀河群) はコメントを受け付けていません

ちょうこくしつ座 NGC253(ちょうこくしつ座銀河群)

NGC253はスターバースト銀河と呼ばれる太陽の10倍以上の質量を持つ恒星を短期間で作っている銀河となります。(とは言っても1000万年以上の年月・・・)天の川銀河(銀河系)から近い位置に存在していることから小口径の望遠鏡でも確認することが出来ます。

NGC253_2025/09/02

NGC253_2025/09/02

===データ===
撮影日:2025年9月2日
名称:NGC253
分類:渦巻銀河
星座:ちょうこくしつ座
等級:8.0

カテゴリー: 天体写真日記, 銀河 | ちょうこくしつ座 NGC253(ちょうこくしつ座銀河群) はコメントを受け付けていません

おうし座 M1/NGC19521(かに星雲)

超新星爆発によって形成され、その形からかに星雲の愛称で親しまれている天体となります。
日本や中国の古い文献(1054年)に超新星爆発が発生し金星ぐらいの明るさで昼間でも23日間にわたって観測された記録があることから、星雲の中では珍しく形成されるきっかけとなった事象から観測された星雲となります。
中心部には「かにパルサー」と呼ばれるパルサー(中性子星)が存在し今も膨張を続けているとされています。
双眼鏡では光のシミのように見えますが、小口径の望遠鏡になれば、その形はなんとなくですが観察することができ、10CM以上の望遠鏡になるとだいぶかに星雲としての姿に近く見えてきます。

M1_2025/09/02

M1_2025/09/02

===データ===
撮影日:2025年9月2日
名称:M1/NGC1952(かに星雲)
分類:超新星残骸
星座:おうし座
等級:8.4

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星雲 | おうし座 M1/NGC19521(かに星雲) はコメントを受け付けていません