スマート望遠鏡であるSeestar S50で苦手な対象の一つとして焦点距離の問題から全体が収まり切れない天体が存在します。例えば下記のM31の場合どうしても大きな銀河であることから通常通り撮影すると撮影範囲がギリギリになってしまいます。

M31 AI Denoise
このように大きな対象を撮影する場合は、口径は小さくなりますがS30という機種を使用するとS50よりも広角なので全体の撮影が可能となりますが、S30を購入しなくともS50でも回避策としてモザイク撮影(Flaming機能)が存在します。使い方は簡単で純正のアプリケーションでFlamingの調整を行うだけで、モザイク撮影と呼ばれる手法で、画質を落とさず広角で撮影したときのように複数の写真を合成してつなぎ合わせて1枚の画像にしてくれる機能があります。

M31_広角
実際にS50の焦点距離を縮めてどうのということは物理的に不可能ですので、モザイク撮影と呼ばれる手法を用いて、複数の写真をつなぎ合わせることで、まるで短い焦点距離で撮影したときのような広角域のレンズで撮影したときのように合成して1枚の写真に仕上げてくれます。

M31モザイク
↑のように1枚1枚の写真を少しずつ撮影しながら望遠鏡内で繋ぎ合わせまで綺麗にやってくれて複数枚の画像を1枚の画像に仕上げてくれる機能となります。この機能は縦横のフレーミングも変更できるので、もっと広角に撮影したい以外の縦横の角度を調整したい場合でも有用な機能となります。ただし構造上、部分撮影を何度も繰り返すことから画像が仕上がるのに少々時間を要するというデメリットもありますが、S30よりもS50の方が口径が大きくいため、S30よりもS50の方が向いている対象化とおもいます。

