銀河の種類(ハッブル分類)

一口に銀河と言っても、見た目の形によって大きくいくつかのグループに分けられており、ハッブル宇宙望遠鏡の名前の由来にもなったエドウィン・ハッブルが提唱した、通称「ハッブル分類」と呼ばれる銀河を「見た目の形」で分ける最も有名な分類法となり4種類に分類されています。

(1)渦巻銀河 (Spiral Galaxies)
中心の膨らみ(バルジ)から、美しい腕が巻き付くように伸びている銀河です。
特徴: ガスや塵が豊富で、新しい星が次々と生まれています。
天体の例: M31(アンドロメダ銀河)、M51(子持ち銀河)

M51 2025/06/28

M51 2025/06/28

(2)棒渦巻銀河 (Barred Spiral Galaxies)
中心部に棒状の構造があり、その両端から腕が伸びているタイプです。実は私たちの住む「天の川銀河」もこのタイプだと考えられています。
特徴: 棒状構造がガスを中央に運ぶ役割を果たしています。
天体の例: M91、M109

M91_2026/02/14

M91_2026/02/14

(3)楕円銀河 (Elliptical Galaxies)
円形や楕円形ののっぺりとした形をした銀河です。
特徴: ガスや塵が少なく、年老いた赤い星が多く集まっています。宇宙最大級の銀河はこのタイプが多いです。
天体の例: M60、M87(おとめ座の巨大楕円銀河)、M110

M60_2026/02/14

M60_2026/02/14

(4)不規則銀河 (Irregular Galaxies)
特定の形(渦巻や楕円)を持たない、崩れたような形の銀河です。
特徴: 銀河同士の衝突や相互作用によって形が歪むことが多いです。
天体の例: M82(葉巻銀河) 、C60/NGC4038/NGC4039

C60_2026/03/11

C60_2026/03/11

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