はくちょう座 NGC6960(網状星雲/魔女のほうき星雲) 

NGC6960は肉眼では殆ど存在を確認することは難しいですが、とはいうものの月の3倍程度の大きさもあることからも写真に撮るとよく映るといった、はくちょう座に点在する散光星雲の一つで、その見た目から網状星雲や、魔女のほうき星雲とよばれています。
超新星の残骸がガスを宇宙に放出したことから、このような散光星雲は出来ているといわれています。The天体写真という感じの神秘なものを感じることからも散光星雲はとても魅力的な天体写真の撮影対象でもあります。

NGC6960_2025/07/10

NGC6960_2025/07/10

===データ===
撮影日:2025年7月10日
名称:NGC6960(網状星雲/魔女のほうき星雲)
分類:散光星雲
星座:はくちょう座
等級:-

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | はくちょう座 NGC6960(網状星雲/魔女のほうき星雲)  はコメントを受け付けていません

りょうけん座 M3/NGC 5272(球状星団)

シャルル・メシエが彗星に似た天体をカタログにまとめる契機となった天体とされており、確かに望遠鏡や双眼鏡で見て星が沢山みれて光のシミのように見えます。
天体観測をおこなってみたい!と望遠鏡を購入しても実際のところ星雲や星団は写真でしか詳細を確認できないものが多いことから最初のうちは観察しやすい大きめの星団を観察してみるのが良いと思います。

M3_2025/06/28

M3_2025/06/28

撮影日:2025年6月28日
名称:M3/NGC5272
分類:球状星団
星座:りょうけん座
等級:6.39

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記 | りょうけん座 M3/NGC 5272(球状星団) はコメントを受け付けていません

こと座 M56/NGC 6779(球状星団)

こと座の球状星団M56は周辺にあるM57等の星雲等の個性的な星雲等が近くに点在していることなども影響してあまり話題になることがない球状星団ですが、双眼鏡や小口径の望遠鏡でも十分に球状星団とわかり楽しめる星団です。
粒上にみえてくるのは10cm程度の望遠鏡が必要となってきますが、5~6cmの望遠鏡でも丸くみえているので、星団らしい星団の見え方で初めての天体観測でも見ごたえのある対象となります。

M56_2025/07/21

M56_2025/07/21

撮影日:2025年7月21日
名称:M56
分類:球状星団
星座:こと座
等級:8.3

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | こと座 M56/NGC 6779(球状星団) はコメントを受け付けていません

りょうけん座 M51 /NGC5194,5195(子持ち銀河)

りょうけん座にあるM51はM51A(NGC5194)とM51B(NGC5195)の2つの銀河が至近距離に存在しており親子のような姿をしていることから子持ち銀河という愛称で呼ばれています。
双眼鏡や、小口径の望遠鏡でも存在を確認することが出来ますが、銀河として認識するためには10CM程度の望遠鏡からでも空の条件が良い状態であれば観察できるかもしれません。写真であれば200mm程度の望遠レンズでも撮影が可能で渦巻状の構造もある程度確認できると思います。

M51 2025/06/28

M51 2025/06/28

撮影日:2025年6月28日
名称:M51 /NGC5194,5195(子持ち銀河)
分類:渦巻銀河
星座:りょうけん座
等級:8.36

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 銀河 | りょうけん座 M51 /NGC5194,5195(子持ち銀河) はコメントを受け付けていません

星の色と表面温度の関係

夜空に拡がる星にはそれぞれ色があり、その色の違いは表面温度の違いと言われています。
具体的には、青色 → 青白色 → 白色 → 黄白色 → 黄色 → 橙色 → 赤色といった具合に青いものから表面温度が高い星ということになります。ただし、これらの天体の色は太陽のように自らが光を放つ恒星のみに適用されるものですので、太陽系の地球や火星のように恒星の光を反射して輝いて見える惑星等には適用されません。
※物体が熱せられると、その温度に応じて最も強く放出する光の波長が変化する「黒体放射」という原理に基づいています。温度が高いほど波長の短い青い光を強く放出し、温度が低いほど波長の長い赤い光を強く放出します。

星の色 (スペクトル型) 表面温度 (約) 主な特徴と説明 代表的な星の例
青色 (O型) 25,000K以上 最も高温で非常に明るい。寿命は比較的短い若い星が多い。 オリオン座のアルニタク
青白色 (B型) 10,000K~25,000K O型に次いで高温。 オリオン座のリゲル、おとめ座のスピカ
白色 (A型) 7,500K~10,000K 明るく白い光を放つ。 おおいぬ座のシリウス、こと座のベガ
黄白色 (F型) 6,000K~7,500K 白色より少し温度が低い。 こぐま座のポラリス
黄色 (G型) 5,000K~6,000K 太陽と同じタイプ。 太陽、ぎょしゃ座のカペラ
橙色 (K型) 3,500K~5,000K 温度が比較的低い。 うしかい座のアークトゥルス、おうし座のアルデバラン
赤色 (M型) 2,000K~3,500K 最も低温で赤く見える。寿命が非常に長い星も多い。 オリオン座のベテルギウス、さそり座のアンタレス

一般的に恒星は高温になればなるだけ明るく輝きますが、その分燃え尽きてしまう速度も速く短命な恒星で、温度が低くなればなるほど明るくはないですが、寿命が長い恒星ということが分かります。

カテゴリー: 四方山話, 天文辞典 | 星の色と表面温度の関係 はコメントを受け付けていません

さんかく座 M33(さんかく座銀河) 

M33は天の川銀河やアンドロメダ銀河と同じく渦巻構造の銀河で、距離も比較的近くにある銀河となります。見掛けの大きさも大きく、等級も明るいほうであることから、小口径の望遠鏡でも存在の確認はできます。ただ、小口径の望遠鏡ではボンヤリとした雲にしか見えず大口径の望遠鏡でも相当空のコンディションがよくないと構造の観察までは難しい天体となります。実際写真に撮影してみても感じたのですが、写真で撮影しても正直ぼんやりとしたシミにしか映らず、画像処理を掛けてやっと下記のような構造が分かるレベルまで浮かび上がらせることができました。なので、メシエ天体カタログの中の天体の中では眼視でも写真でも観測の難易度が高い天体だと思います。

M33_2025/07/27

M33_2025/07/27

===データ===
撮影日:2025年7月20日
名称:M33
分類:渦巻銀河
星座:さんかく座
等級:5.6

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 銀河 | さんかく座 M33(さんかく座銀河)  はコメントを受け付けていません

2025年8月の星空

2025年8月は、ペルセウス座流星群が極大を迎え、非常に活発な活動が期待できます。
また、宵の空には夏の大三角が輝き、南の空にはさそり座やいて座などの夏の星座が見ごろを迎えます。

1. ペルセウス座流星群の極大
極大日時: 8月12日夜〜13日未明にかけて
特徴: 毎年安定して多くの流星が見られる三大流星群の一つです。極大時刻が夜間にあたり、月明かりの影響も少ないため、絶好の観測条件が期待できます。放射点はペルセウス座にありますが、空全体を見渡すようにすると良いでしょう。

2. 夏の大三角と天の川
見ごろ: 8月上旬〜下旬にかけて、宵の空高くに輝きます。
特徴: こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの明るい星で形作られる「夏の大三角」は、夏の夜空を代表するアステリズムです。この3つの星の間には、淡く広がる天の川が流れています。

3. 夏の星座たち(さそり座、いて座など)
見ごろ: 8月上旬〜下旬にかけて、南の空低くに見られます。
特徴: さそり座の赤い一等星アンタレスは、その存在感で目を引きます。その東には、いて座が南斗六星と呼ばれる柄杓の形を作って輝いています。いて座の方向には、天の川の中心部分があるため、多くの星団や星雲が見られます。

4. その他の惑星の動き
土星: 月中旬以降、夜半過ぎに東の空に昇ってきます。環を持つ美しい姿は望遠鏡で観測すると感動的です。
木星: 明け方近くに東の空に見えるようになります。

===
※今月の星空はGoogle Geminiにて生成しています。

カテゴリー: 今月の星空 | 2025年8月の星空 はコメントを受け付けていません

はくちょう座 IC5070(ペリカン星雲)

はくちょう座にあるIC5070はペリカンの形に見えることから、ペリカン星雲とも呼ばれています。(鳥の中の鳥・・・)こちらの星雲は肉眼では確認できませんが、写真にはよく写るという特性をもっています。
人の目には見えないけど、写真で撮ると確かにそこに存在するということが天体観測の世界では多々あります。
これは、星雲の放つ光が必ずしも可視光線ではないということで、特に人の目は赤色の光を感じにくいということに由来しています。この星雲は完全に肉眼では確認できませんが、有名なM41(オリオン大星雲)でも望遠鏡や双眼鏡で存在は確認できても色の判別までは殆どできません。(赤色という知識があれば、赤いような気がするレベルです)
なので、天体観測を始めたら、写真も始めてみることをお勧めします。手持ちの一眼レフやミラーレスでも、三脚に乗せて高感度で10-30秒程度の短い露出で固定撮影するだけでも星雲は大きなものが多いので意外と写ってくてます。

IC5070_2025/07/24

IC5070_2025/07/24

撮影日:2025年7月24日
名称:IC5070(ペリカン星雲)
分類:散光星雲
星座:はくちょう座
等級:-

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | はくちょう座 IC5070(ペリカン星雲) はコメントを受け付けていません

みずがめ座 M2/NGC 7089(球状星団)

小口径の望遠鏡でもざらつきのある姿から球状星団であることが分かります。
大きめの球状星団であることから、観察はしやすく写真で撮影すると細かな星に分離して見えます。
双眼鏡では、恒星ではないことは判別がつきますが、ぼんやりとした存在に見えることから星団という意識をもって見れば星団と判断できるレベルとなります。星雲以外の対象では双眼鏡での観察はなかなか難しく銀河や星団を観察するのであれば最低限8~10CMの望遠鏡があるとだいぶ観察の幅が広がります。

M2_2025/0721

M2_2025/0721

===データ===
撮影日:2025年7月21日
名称:M2
分類:球状星団
星座:はくちょう座
等級:6.9

カテゴリー: メシエ天体カタログ, 天体写真日記, 星団 | みずがめ座 M2/NGC 7089(球状星団) はコメントを受け付けていません

はくちょう座 NGC6995(網状星雲)

NGC6995は超新星の残骸が拡がり続けていると考えられており、その残骸のガスが網状に拡がっていることから網状星雲という名前もついている星雲です。肉眼では正直判別はできない対象となりますが、写真では比較的よく映ります。
複雑な造形美となっており、写真でよくよく観察すると細かなところまで映っているので眼視でじっくり確認というよりも、写真に撮影してからじっくり観察がよいと思います。

NGC6995_2025/07/19

NGC6995_2025/07/19

===データ===
撮影日:2025年7月19日
名称:NGC6995(網状星雲)
分類:散光星雲
星座:はくちょう座
等級:ー

カテゴリー: 天体写真日記, 星雲 | はくちょう座 NGC6995(網状星雲) はコメントを受け付けていません