遠くの銀河系を観察して天の川銀河を想像する

秋から冬にかけて見頃になるM31アンドロメダ銀河と、NGC891非棒状渦巻銀河ですが、これらの銀河はM31が天の川銀河を斜めから見たような感じで、NGC891は真横から見たような感じと言われています。また、観測がしにくい対象ではありますがM74ファントム銀河等は天の川銀河を丁度真上から見たような形状と言われています。(宇宙では上下左右は存在しないのですが、便宜上真上等の表現を使用しています)
①M31アンドロメダ銀河

M31_2025/08/21

M31_2025/08/21

②NGC891非棒状渦巻銀河

NGC891_2025/12/14

NGC891_2025/12/14

③M74ファントム銀河

M74_2025/08/26

M74_2025/08/26

このように遠くにある他の銀河を観察すると、自分たちの住んでいる天の川銀河の形を想像することが出来るというのは中々興味深いものがあります。実際に天体の構造というのは銀河や星団でも基本的には同じような成り立ちで同じような構造になっていることともいえます。時々壮絶な成り立ちを持っているような天体などもあるので、必ずしも同じではありませんが・・・。

天体観測をする際に眼視であれば写真であれ、その天体の成り立ちや属性を確認しながら、こういう成り立ちだから、こういう構造になっているのだということを考えると「あー これが〇〇星雲か」「あー 綺麗だね」という感想から一歩進んだ見方ができるようになって類似の天体を調べるのも楽しくなると思います。

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