
【基本データ】
M番号: M2
NGC番号: NGC7089
愛称: 特になし
天体の種類: 球状星団(きゅうじょうせいだん)
星座: みずがめ座
見頃の季節: 秋
視等級(明るさ): 6.5等
地球からの距離: 約5.5万光年
見かけの大きさ: 約16分角
【見え方の目安】
肉眼: ×
双眼鏡: △(普通の星とは違う、ぼんやりとした光のシミのように見えます)
小口径望遠鏡(5~9cm): 〇(ぼんやりした光の中に、球状星団らしい姿がわかります)
中口径望遠鏡(10~19cm): ◎(条件が良ければ、周辺部の星が少しずつ分かれて見えてきます)
大口径望遠鏡(20cm以上): ◎(たくさんの星を分離して観察しやすくなります)
※見え方は、望遠鏡の口径だけでなく、空の暗さ、透明度(とうめいど)、月明かり、倍率(ばいりつ)、観測者(かんそくしゃ)の暗順応(あんじゅんのう)などによって変わります。
【特徴と解説】
M2は、約数十万個規模の星が、ボールのような丸い形に密集(みっしゅう)して集まっている球状星団(きゅうじょうせいだん)と呼ばれる天体です。
球状星団のなかでも大きく、明るいものの一つで、比較的観察しやすい天体です。
望遠鏡で見ると、中心部分にはたくさんの星がぎっしり集まって見えます。写真撮影では、中心に集まった強い光のまわりに、細かな星が一つひとつ分かれて分離して写ってきます。
M2は、地球から約5.5万光年も離れた場所にあります。私たちが今見ている光は、約5.5万年前にM2を出発した光です。
【観測のポイント】
双眼鏡で見ると、普通の星とは違う、ぼんやりとした光のシミのように見えます。
「これは一つの星ではなく、たくさんの星が集まっている」と意識して観察すると、球状星団らしい姿を楽しむことができます。
望遠鏡では、口径が大きくなるほど、M2を構成する細かな星を分離して観察しやすくなります。ただし、見える星の数や細かな姿は、望遠鏡の口径だけで決まるわけではありません。
特に、空の暗さや透明度、月明かり、倍率、観測者の暗順応などが、見え方に大きく影響します。
【撮影データ】
撮影日: 2025年7月21日
撮影機材: スマート天体望遠鏡 Seestar S50