M1_2025/09/02

【基本データ】

M番号: M1
NGC番号: NGC1952
その他の番号: Sh2-244
愛称: かに星雲(せいうん)
天体の種類: 超新星残骸(ちょうしんせいざんがい)
星座: おうし座
見頃の季節:
視等級(明るさ): 8.4
地球からの距離: 約6,500光年
見かけの大きさ: 6 × 4分角

【見え方の目安】

肉眼: ×
双眼鏡: △(暗い場所なら、ぼんやりとした光のシミとして見える)
小口径望遠鏡(5~9cm): 〇(なんとなく形がわかる)
中口径望遠鏡(10~19cm): 〇(かに星雲らしい姿に近づく)
大口径望遠鏡(20cm以上):

※見え方は、望遠鏡の口径だけでなく、空の暗さ、透明度(とうめいど)、月明かり、倍率(ばいりつ)、観測者(かんそくしゃ)の暗順応(あんじゅんのう)などによって変わります。

【特徴と解説】

かに星雲という親しみやすい名前で呼ばれているこの天体は、星が一生の最後(さいご)に大爆発(だいばくはつ)を起こした超新星爆発(ちょうしんせいばくはつ)の跡(あと)です。

星雲のなかでも、いつできたのかが歴史(れきし)の記録(きろく)に残っている珍しい天体です。1054年(平安時代)に起きた大爆発の光は地球にも届き、中国や日本の古い記録には、昼間でも23日間にわたって、金星のように明るく輝いて見えたことが記されています。

星雲の中心には、かにパルサーと呼ばれる中性子星(ちゅうせいしせい)があります。超新星爆発で放出された物質は、爆発から約1000年たった現在も、宇宙空間へ広がり続けています。

【観測のポイント】

双眼鏡では、暗い場所であれば、ぼんやりとした光のシミのように見えることがあります。小さな望遠鏡を使うと、なんとなく形が見えてきます。10cm以上の大きさの望遠鏡を使うと、写真で見るような、かに星雲の姿により近づいてきます。

【撮影データ】

撮影日: 2025年9月2日
撮影機材: スマート天体望遠鏡 Seestar S50