8月4日に奇跡的な晴れ間で撮影に成功しましたが、8月5日も深夜に奇跡的な晴れ間があり、そのタイミングで、8月4日よりも鮮明にテンペル第2彗星の勇姿を写真に収めることができました。

今後はどんどん遠ざかっていくことから暗くなっていきますが、8月の中旬ぐらいまでは双眼鏡や望遠鏡を使用すれば、テンペル第2彗星の姿を楽しむことが出来るはずです。8月後半ぐらいからは、望遠鏡でも相当口径の大きな望遠鏡でも観察が難しいぐらいに暗くなることと日本では高度が低い位置になってくることから観察が難しくなってしまいます。肉眼で観察できる彗星は少ないので、この機会に双眼鏡や望遠鏡をお持ちの方は是非チャレンジしてみてください。

10PTempel_2026/08/05
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観察日(8月5日)時点のテンペル第2彗星の状態

  • 明るさと位置: 現在、約8〜9等級の明るさで、やぎ座からみなみのうお座へと移動しています。肉眼では見えませんが、暗い場所であれば、双眼鏡や小型望遠鏡で観測できる明るさを保っています。

  • 活動のピーク: 8月2日に太陽に最も近づく「近日点」を通過し、昨日8月3日には地球に最も接近(約0.41天文単位)しました。そのため、まさに今が活動のピークであり、最も明るく見えやすい時期にあたります。

今後の見通し

  • 8月中旬(観測のラストチャンス): 8月12日頃に新月を迎えるため、月明かりの影響を受けずに観測できる好条件となります。しかし、北半球(日本など)からは南の空の非常に低い位置を移動していくため、地平線が開けた場所でないと見つけるのが難しくなってきます。徐々に暗くなっていくこともあり、この時期が北半球から観測できる実質的なラストチャンスとなるでしょう。

  • 9月以降: みなみのうお座を移動していきますが、さらに暗くなり、高度も低くなるため、日本からの観測はかなり厳しくなります。(南半球からは、望遠鏡を使えばまだしばらく追跡可能なようです)

今世紀中で最も条件が良いと言われている今回の回帰ですので、天気が良ければ、ぜひこの数日のうちに再度撮影にチャレンジしてみてください!

【6月より追跡観察中】

10Ptempel(10P/テンペル彗星/テンペル第2彗星)2026-08-04
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