地球に対してほぼ真横を向いているため、銀河の円盤部が非常に細長く見えることから、ナイフエッジ銀河の愛称で呼ばれています。銀河の周囲には恒星ストリームと呼ばれるアーチ状の構造が存在し、過去に飲み込まれた矮小銀河の残骸と考えられており、銀河形成の歴史を示す重要な構造とされています。2026年4月22日、なよろ市立天文台の佐野康男氏によって、このNGC5907の中に超新星「SN 2026kid」が発見されて話題になりました。
小口径の望遠鏡では、郊外の条件の良い日の空で注意深く見るとかすかな細長い光の筋として観察することができますが、暗い天体であることから基本的には条件の良い空でも20cm以上の大口径の望遠鏡で観察しなければ写真のようなナイフエッジのような姿は確認することができません。
===データ===
撮影日:2026年7月10日
名称:NGC5907(ナイフエッジ銀河[Knife Edge Galaxy])
分類:渦巻銀河
星座:りゅう座
等級:10.4