天の川銀河の中心から極端に遠く離れた場所に存在しており、銀河ハローと呼ばれる、暗黒物質(ダークマター)や希薄なガス、まばらな星団だけで構成される外側の球状領域に存在しているにも関わらず、天の川銀河の重力に縛られており、非常に細長い特異な軌道を描いて周回しています。
このような外縁部の球状星団は、かつて天の川銀河が他の小さな矮小銀河を飲み込んだ際に取り込まれた銀河の破片である可能性が高く、銀河ハローがどのように形成されたのかを探る上で極めて重要な天体と考えられています。
非常に遠く10.6等級と暗い天体でもあることから双眼鏡や小口径の望遠鏡では存在の確認もできず、15cm以上の望遠鏡から、かろうじてボンヤリとした光の玉のような姿を確認することができますが、球状星団らしい形状に肉眼で確認するためには相当大きな望遠鏡でないと難しい天体となります。

NGC7006_2026/07/10
NGC7006_2026/07/10

===データ===
撮影日:2026年7月10日
名称:NGC7006
分類:球状星団
星座:いるか座
等級:10.6