毎月満月が近づくとニュースで話題になることが多い、英語圏での1月〜12月の満月の呼び名とその由来をまとめました。ストロベリームーンなどの名前は、主にアメリカの先住民が、季節の移り変わりや狩猟・農作業の目安とするために、毎月の満月につけた呼び名となります。ストロベリームーンなどといった言葉は昔から日本のカレンダーにあったわけではなく、2010年代半ば以降で、ウェザーニュースなどの気象情報メディアが、空や天体観測に関心を持ってもらうための企画として、NASA(アメリカ航空宇宙局)のウェブサイトなどで紹介されていたアメリカの先住民の呼称を引用し始めたのがきっかけでSNSで話題になったことから定着されたとされています。

満月の呼び名 英語名 由来・意味
1月 ウルフムーン Wolf Moon 真冬の食糧不足を嘆く狼の遠吠えが聞こえる時期
2月 スノームーン Snow Moon 1年で最も雪が多く降る時期
3月 ワームムーン Worm Moon 雪が解けて地面からミミズ(Worm)が顔を出す時期
4月 ピンクムーン Pink Moon 春の鮮やかなピンク色の花(フロックスなど)が咲く時期
5月 フラワームーン Flower Moon 多くの花が咲き乱れる時期
6月 ストロベリームーン Strawberry Moon 野生のイチゴの収穫時期(※月がピンク色になるわけではありません)
7月 バックムーン Buck Moon 雄ジカ(Buck)の新しい角が生え変わる時期
8月 スタージョンムーン Sturgeon Moon チョウザメ(Sturgeon)が豊富に獲れる時期
9月 ハーベストムーン Harvest Moon 農作物を収穫(Harvest)する時期
10月 ハンターズムーン Hunter’s Moon 冬に向けて肉や毛皮を得るための狩猟を始める時期
11月 ビーバームーン Beaver Moon ビーバーが冬支度で巣作りを始める時期
12月 コールドムーン Cold Moon 冬の厳しい寒さが本格化する時期

その他の特別な満月の呼び名

月や季節に固定されず、条件が揃ったときだけ使われる特別な呼び方もあります。

  • スーパームーン (Supermoon) 月が地球の軌道上で最も接近したタイミングで満月になる現象です。普段の満月よりも大きく、明るく見えます。

  • マイクロムーン (Micromoon) スーパームーンの逆で、月が地球から最も遠ざかったタイミングの満月のことです。

  • ブルームーン (Blue Moon) 「1ヶ月のカレンダーの間に2回満月がある場合」の、2回目の満月のことを指します。2〜3年に1度の頻度でしか起こらないため、英語圏では「極めて稀なこと(once in a blue moon)」の代名詞にもなっています。(※月が青く見えるわけではありません)

  • ブラッドムーン (Blood Moon) 皆既月食の際、地球の影にすっぽりと入った月が、太陽光の屈折によって赤黒い色(赤銅色)に見える現象のことです。

 

Moon 満月
Moon 満月