この星雲の特徴として真ん中にある中心星(白色矮星に移行しつつある10等星)が非常に明るいため、じっと見つめると目の中心窩(解像度は高いが暗さに弱い細胞が集まる部分)がその眩しさに圧倒され、周囲を包む淡いガス(星雲成分)がスーッと消えて星だけが見えるようになり、中心星から少し視線を外して、視野の周辺(暗さに強い桿体細胞が集まる部分)で捉えようとすると、今度は周囲の緑がかったガスがフワッと浮かび上がって見えてきます。「直視する(星だけ)」と「そらし目を使う(星雲が見える)」を交互に繰り返すことで、まるで星雲がパチパチと「まばたき」しているかのように明滅して見えるということから「まばたき星雲」という愛称で呼ばれています。
小口径の望遠鏡でも存在を確認することはできますが、非常に見掛けの大きさが小さな星雲であることから、100倍以上の高倍率で、木星や土星などの惑星を観察するような感覚で観察しないと恒星と見分けがつきにくい存在でもあります。
※SeestarS50の画像では倍率がどうしても難しいことから、恒星状(でも何となく大きい)というような感じでの撮影がギリギリのところとなります。

C15_2026/05/31
C15_2026/05/31

===データ===
撮影日:2026年5月31日
名称:NGC6826/C15(まばたき星雲)
分類:惑星状星雲
星座:うしかい座
等級:8.8