M92の紹介記事から金属量が低いと古い星団で、金属量が多いと新しい星団という説明をしましたが、実際にメシエ天体の中でどのような天体が金属量について少ない星団と多い星団をいかに纏めました。
1.メシエ天体で金属量が少ない星団
近年の研究や論文で「銀河系で最も金属量の少ない球状星団」として挙げられるメシエ天体は、以下の3つ球状星団となります。
M15(ペガスス座の球状星団)
M92(ヘルクレス座の球状星団)
M30(やぎ座の球状星団)
※これらは太陽の数百分の一という極端な低金属量で、「最メタルプア球状星団」として扱われています。

2.メシエ天体で金属量が多い星団
金属量が多いメシエ星団は論文や総説で明確にされている例が見当たりませんが、メシエ天体で金属量が最大の星団の候補としてはバルジに近いメシエ球状星団(M69, M70, M71 など)若い散開星団(M11, M35, M37 などの円盤内散開星団)が考えられます。
