去年の7月にも紹介しましたが、今年も深夜ではありますが、はくちょう座が見えるようになってきました。NGC6888は、その独特な雰囲気から天体写真の被写体として大変すばらしい写りをしてくれる貴重な存在です。
通常のHII領域と違い、中心のウォルフ・ライエ星 WR136(HD 192163)からの高速恒星風と、約40万年前の赤色巨星段階で放出された遅い恒星風が衝突してできた衝撃波殻となり、外向き・内向きの二重の衝撃波があり、内側への衝撃波で加熱されたガスがX線を放射していることも知られています。成熟しつつある大質量星が最終的に超新星に向かう過程の一段階を示す、進化的に重要な天体として研究対象になっています。

NGC6888(三日月星雲/クレセント星雲)_20260409
撮影日:2026年4月9日
名称:NGC6888(三日月星雲/クレセント星雲)
分類:散光星雲
星座:はくちょう座
等級:7.4

